2021/02/10 19:35


2020年、尾道イーハトーヴの猫の細道に新名所が誕生しました。
「猫涅像」はその名前の通り「涅槃」に由来していますが、入滅など死のイメージではなくお昼寝している黒猫です。
新型コロナが流行する中でも猫が寝ているように
穏やかな気持ちを忘れないよう過ごしてほしいという想いが込められています。
「NYAHANの庭」は西日本豪雨災害で発生したがれき置き場としていましたが、
“がれきの山を見て宝の山、
もったいないと思った
全部片付けてしまうことだけが復興ではない
ということを伝えたかった”
という園山。
片付けと並行して「猫涅像」「NYAHANの庭」の制作が始まりました。
いずれも豪雨災害で発生したがれきを活用しており
「猫涅像」が横たわる築山には200個分の土壌、アプローチやオブジェ、垣根、花壇の縁取りにもたくさんの瓦が使われています。
「猫涅像」の黒は魔除けの意味もあり、コロナ退散を祈願。
コロナが落ち着いた後は、別の色に塗り替えられるかもしれません。
※取材いただいた尾道新聞様の記事を編集して掲載させていただきました。