2021/02/10 19:42


猫の細道は艮神社の東側から天寧寺三重塔にかけて続く細い坂の路地。
まるで艮神社のクスノキに護られているようにひっそりと続いています。

絵師であり芸術家の園山春二が生み出した「福石猫」を、1998年からこの路地に置きはじめ、「猫の細道」の愛称で呼ばれるようになりました。

古民家を改修したカフェ、バー、小物ショップ、美術館、庭園などが猫の細道沿いに建ち並ぶ。

園山の古民家改修へのこだわりは「創造と再誕」。
ほぼ廃屋になった家屋ほど、尾道イーハトーヴの理想に近づく宝物となります。
このシャトー(再生古民家)は猫の細道で繋がり、猫の通り道となっています。
そして代々多くの猫達が住みつき、訪れる人々を癒やす観光名所として親しまれています。

猫の細道は今もなお様々な構想が形になり、訪れるたびに新しい発見があることでしょう。